ムダ毛のセルフケアを行う際に使うシェービング用品。薬局にはこれらの用品が多数取り揃えられています。どれを選べば良いかは部位によっても変わってくるため、選択する際の目安となるようにその種類や特徴をピックアップしてみました。
■顔と体のケア用品は別に用意するのがおすすめです顔の産毛の処理を行う際には、まず顔専用のカミソリを用意することから始めると良いでしょう。ボディ用と比べるとかなり小型なため、眉や口元など細かい部分にも使いやすいという特長があります。
初心者の方はガードがあるものを選ぶことで顔に傷を作る心配なく顔剃りを行うことができます。反対にもう産毛の処理には慣れているという方で、剃り残しや肌のざらつきを少しでも減らしたいという場合にはガードなしのものを使ってみるのがおすすめです。
どちらの場合も自己処理時の保湿ケアが欠かせません。手軽に使えるシートタイプやクリーム等がありますが、薬局によっては女性用の顔剃りに対応したケア用品の取扱いがない場合もあります。そのような時には普段のお手入れに使っている顔用のクリームで代用しても大丈夫です。
顔と同様に体のムダ毛を処理する場合にも保湿が欠かせません。更に手足や脇などのボディ全体に使用するものとVIOラインで使用するカミソリは別にした方が、スムーズにお手入れを行えます。手足や脇のムダ毛は全て剃ってしまうのが一般的ですが、VIOラインは適度に毛量を調節するだけで十分な場合が殆どです。
そもそもカミソリに求める用途が異なってくるため、ボディと兼用にしてしまうとボリュームの調節が難しくなってしまうこともあります。さらに下手に処理をするとチクチクして肌が炎症を起こしてしまう可能性もあるので注意が必要です。
専用のカミソリを使えばデリケートなVIOラインのお手入れも手軽にできますよ。
肌トラブルを防ぎ、処理後の肌を綺麗に保つためには肌の状態が良い時にケアを行わなくてはなりません。生理直前であったり、寝不足や体調不良であったりする時にシェービングを行うことは避けた方が賢明です。
さらに切れ味の悪くなったカミソリは使わないようにする、敏感肌であれば刺激の少ないものを使って剃るなどの配慮もすると、肌への負担を軽減できます。フォーム等で保湿を行う際には泡で皮膚が隠れる位の量を使用すると良いでしょう。
処理の前だけでなく、終わった後のケアも重要です。クリームやローションなどを上手く活用して肌を乾燥させないように心がけるだけで、処理後のブツブツや黒ずみをかなり防ぐことができますよ。